Unity Hub は、Unity のインストールからプロジェクトの作成/管理までを一括で管理出来るアプリケーションです。
個人制作では、一つのバージョンの Unity だけで全てが完結するかもしれません。
しかし、お仕事で Unity を使っている場合、A案件では Unity 2017、B案件では Unity 2018 ということも珍しくありません。
また同じ Unity 2018 でも、B案件では 2018.1、C案件では2018.3 ということもあります。
Unity はもともと、インストール先を変更することで、同じ環境に複数のバージョンをインストールすることが出来るようになっていました。
この仕組みを使って複数のバージョンの Unity をインストールして、デスクトップに並んだ複数の Unity のアイコンから使いたいバージョンを起動するということが行われていました。
でも、この作業って面倒くさいですよね。
そこで登場したのが、Unity Hub です。

Unity Hub はその名の通り、Unity を使う際の作業の全ての“ハブ”(中心)になるソフトとして作られています。
Unity Hub の特徴は、下記の通りです。
- 複数の Unity をインストール/管理することが出来る(すでにインストール済みのものも追加可能)
- Unity のプロジェクトを管理することが出来る
- プロジェクトで使用する Unity のバージョンを変更することが出来る
- Unity のライセンス管理も一括で行うことが出来る
これまでは自分でインストール先を変更することで複数のバージョンの Unity を使えるようにしていた作業を、Unity Hub では自動でやってくれます。
これだけでも、Unity を使う方にとっては非常にありがたい機能ですので、まだ使ったことがない方は、ぜひ使ってみてください!
ちなみに、Unreal Engine を使ったことがある方なら、「それって Epic Games Launcher と同じじゃないの?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、まさにそれの Unity 版といった感じのものです (^_^;A